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  5. タイムスタンプについて詳しく解説

タイムスタンプとは

電子データは、編集が容易で便利な半面、その変更履歴を完全に保持することが難しいなど、証拠性の確保に課題がありました。

この課題を解決できるのがタイムスタンプです。
タイムスタンプには、ある日時に電子データが確かにあったという「存在時刻」と、その日時以降変更されていないという「非改ざん性」を証明する機能があります。

タイムスタンプの仕組み

タイムスタンプの仕組みは要求、発行、検証の3つの段階で構成されています。ここでは代表的なデジタル署名方式を採用するタイムスタンプ局からタイムスタンプを取得する流れをご紹介します。

  1. 要求:弊社から提供するクライアントソフトウェアが原本データからハッシュ値を計算し、タイムスタンプ局にインターネットを通じてハッシュ値を含むタイムスタンプリクエストを送信します。
  2. 発行:ハッシュ値に時刻情報とタイムスタンプ局のデジタル証明書を結合し、偽造されないように処理を施した「タイムスタンプトークン」を生成し、利用者へ返送します。
  3. 検証:後日、原本データの完全性や、存在日時の証明が必要になった際に、タイムスタンプトークン内で保護されている、ハッシュ値と原本データから再計算したハッシュ値を比較することで、タイムスタンプの発行当時から改ざん等がないことが検証できます。

 

タイムスタンプの導入方法

タイムスタンプを導入するには、以下の2点が必要です。

  1. タイムスタンプ対応のアプリケーションや開発ライブラリ
    PDFビューア、経費精算システム、文書管理システム、タイムスタンプSDKなどがあります。

  2. タイムスタンプの利用契約
    タイムスタンプ事業者との利用契約で、1スタンプ8円といった従量プランや月々の利用料が固定された定額プランなどがあります。

寺田倉庫では、お客様の利用シーンに合わせて、タイムスタンプ利用に必要なものをワンストップでご提供できます。

タイムスタンプでお困りの際はぜひご相談ください。

TERRADAの
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