鈴木 辰徳 / Tatsunori SUZUKI
主にサブリース物件の営業担当として、物件の管理・新規物件の調達・仲介など幅広い業務に携わる。現在は不動産事業グループに所属し、当社の管理物件が多数ある横浜市羽沢エリアの賃貸営業担当と、2019年開業の相鉄線とJR東日本の新駅「羽沢横浜国大駅」の駅前エリア開発プロジェクトのメイン担当をしている。
都市開発や街づくりをしたいという夢を実現したい
学生時代から都市開発や街づくりに興味があったのですが、新卒の際はメガバンクへ入社しました。銀行では法人営業担当として、地域への貢献を軸に、顧客にとって一番有益な方法は何かを常に考えながらディスカッションを繰り返し行い、資金調達や資金運用のサポートを行っていました。
前職で5年程勤めたところで、元々持っていた「都市開発や街づくりに携わりたい」という想いから、転職を決意。異業種ではあったものの、前職では経営層を相手に営業することも多く、地権者や建物オーナーと関係構築をしながら不動産事業を推進する寺田倉庫なら、銀行で培った信頼関係を構築する力を存分に活かし、自分自身の夢を実現できるのではと思い入社をしました。
信頼関係を築いていく力を活かして
現在は、不動産事業グループ リーシングチームに所属し、当社の管理物件が多数ある横浜市羽沢エリアの賃貸営業担当と、2019年に開業した相鉄線とJR東日本の新駅「羽沢横浜国大駅」の駅前エリアの開発プロジェクトのメイン担当を兼任しています。もともとこのエリアは、1970年代以降に当社が開発し基幹拠点として30を超える物件を保有し、地域住民と共存共栄しながら発展させてきた場所でした。その拠点の中心となっていた当社の横浜営業所が新駅の開発地となり収用され「羽沢横浜国大駅」が開業しました。
2022年度下期の相鉄東急直通線開業に向けて、駅前エリアにマンションと商業施設を併設した複合施設を建設予定の開発プロジェクトが進行しています。土地区画整理事業に携わるのはもちろん初めてですし、商業テナントのリーシングも初めての経験。知識も経験もない中でプロジェクトを推進していくのは、本当に大変でした。しかし、前職で培った信頼関係を構築する力を活かしながら、ゼロから人脈を広げて協力者を増やしていったり、天王洲での街づくりプロジェクト関係者や、社内のメンバーに相談に乗ってもらったりしながら、一つずつ乗り越えてきました。
寺田倉庫のブランドを背負う責任と使命
私がずっとやりたいと思っていた都市開発の仕事を、今まさに羽沢横浜国大駅前の開発プロジェクトを通して実現できていることにとても幸せを感じています。当社は社員120名規模の会社のため、どの事業部も少数精鋭で業務に取り組んでおり、私が所属しているリーシングチームも社員は5名です。だからこそ一人ひとりに任される裁量は非常に大きく、これは寺田倉庫の大きな特徴だと思います。
都市開発のような大きなプロジェクトは、大企業では0から100までを一人が一貫して担当することは難しいと思いますが、少数精鋭がゆえに任せてもらえる環境があります。プロジェクトリーダーとして裁量を持ち、協力会社を巻き込みながら自ら推進していくことは大変な部分もたくさんありますが、試行錯誤を繰り返し、チャレンジできる今の経験は私の大きな財産になると確信しています。私自身、天職を得たと思うほどこの仕事にやりがいを感じながら、毎日働いています。一方で、大きなプロジェクトであるがゆえに世の中に与える影響は大きく、寺田倉庫のブランドを背負っている以上、絶対に成功させなければという責任と使命も同時に感じています。
地域の方とともに繁栄していく街を増やしていきたい
直近の目標は、まだ開発途中である羽沢横浜国大駅前の開発プロジェクトを確実に遂行させることです。そして、創業初期より地域住民と協力し開発してきた横浜市羽沢エリアをさらに盛り上げていきたいです。近隣地域の方からは当社をある程度認知をしていただいているものの、一歩エリアを離れると認知度はまだまだです。
この羽沢横浜国大駅前の開発プロジェクトを通じて、より寺田倉庫の名を皆さんに知っていただけるようにしていきたいと思います。そして、われわれの拠点である天王洲アイルや横浜市羽沢エリアを筆頭に、寺田倉庫が関わり、地域の方とともに発展していく街をもっと増やしていきたい、これが今の私の野望です。