WHAT MUSEUMは、当社が作家やコレクターからお預かりしている貴重なアート作品を公開する芸術文化発信施設として2020年12月にオープンしました。作家の思いはもちろん、作品を収集するコレクターのこだわりを大切な作品と共に展示し、アートとの出会いの場を創出しています。このたびの大林コレクション展は、国際芸術祭「あいち2022」(愛知県)の組織委員会会長を務める大林剛郎氏が、長い年月をかけて築いた圧巻のコレクションに焦点を当て、「安藤忠雄 描く」、「都市と私のあいだ」、「Self-History」という3つのテーマに沿った展示を通して、同コレクションの変遷に迫るとともに、収集作品群への多角的なアプロ―チを試みます。
大林コレクション展「Self-History」では、大林氏がこれまでに収集した現代美術作品を中心に、コレクションの集大成とも言える約40作家の作品を展示します。
◾︎コレクターズノート/大林 剛郎 *会場内、展覧会概要より一部抜粋
「私的なコレクションの面白さのひとつは、時間の経過とともに内容が変化していくことではないでしょうか。そこにはアーティストを含めた多くの人との出会い、さまざまな機会を通じたアートに関する学びの経験が深く関わっています。つまり、私は自分のコレクションをひとつの美意識や規範に沿って集められたものというよりは、絶えず変化していく動的なものとして捉えています。今回展示する約40点の作品は、850点前後を数える全コレクションの現在形を示すと同時に、その歴史も内包しています。コレクションの『前史』とも言える父の収集品に始まり、本格的に収集を始めた1990年代末以降の作品、そして比較的最近コレクションに加わったものまで、多岐に渡っています。また美術史的には、1990年代以降の作家を中心に、それらに影響を与えた1960~70年代の作家も含む構成になっています。コレクションの多様性は、個人的な出会いや経験がもたらした結果とも言えます。今回の展覧会は、現代美術の表現形態の多様な広がりを示すと同時に、ひとりのコレクターの変遷の記録でもあります。その両面から展示を楽しんで頂ければ幸いです」
【開催概要】
展 示 名:大林コレクション展「Self-History」
会 期:2021年9月25日(土)〜2022年2月13日(日)(年末年始休館予定)
会 場:WHAT MUSEUM 2階 (〒140-0002 東京都品川区東品川 2-6-10 寺田倉庫G号)
開館時間:火~日 11時~18時(最終入場17時)月曜休館(祝日の場合、翌火曜休館)
入 場 料:一般1200円、大学生/専門学校生 700円、中高校生 500円、小学生以下 無料
※「安藤忠雄 描く」、「都市と私のあいだ」の観覧料含みます
※チケットは2021年9月1日(水)より発売開始。詳細はWHAT MUSEUM公式サイトをご確認ください
主 催:WHAT MUSEUM
企 画:大林剛郎
特別協力:大林剛郎
協 力:鈴木布美子
展示構成:アート&パブリック株式会社
U R L :https://what.warehouseofart.org/exhibitions_events/self-history
【出展作家(予定)】(敬称略・姓の五十音順)
ジャン・アルプ、カール・アンドレ、ローレンス・ウィナー、トレイシー・エミン、ライアン・ガンダー、イヴ・クライン、桑山忠明、ジョルジオ・グリッファ、五木田智央、佐藤允、ドナルド・ジャッド、杉本博司、アンドレアス・スロミンスキー、ジョン・チェンバレン、トーマス・デマンド、アン・トゥルイット、シュテファン・バルケンホール、サイモン・パタソン、ダニエル・ビュレン、ハンス=ペーター・フェルドマン、ルーチョ・フォンタナ、ダン・フレイヴィン、カンディーダ・ヘーファー、ヒラ・ベッヒャー、アリギエロ・ボエッティ、ミヒャエル・ボレマンス、松江泰治、ピエロ・マンゾーニ、村上隆、森村泰昌、ジョナサン・モンク、ヤマガタヒロミチ、ピエール・ユイグ、吉原治良、李禹煥、トーマス・ルフ、ウーゴ・ロンディノーネ、ボブ・ロー など
【同時開催情報】
◼️大林コレクション展「安藤忠雄 描く」
URL :https://what.warehouseofart.org/exhibitions_events/tadaoando_egaku
◼️大林コレクション展「都市と私のあいだ」
URL :https://what.warehouseofart.org/exhibitions_events/toshi_to_watashi
【大林コレクション/大林剛郎(おおばやし たけお)氏について】
1954年東京都生まれ。公益財団法人大林財団理事長。国際芸術祭「あいち2022」組織委員会会長、ほか国内外の美術館評議員やインターナショナル・カウンシル・メンバーを務める。著書『都市は文化(アート)でよみがえる』(集英社、2019年)。
【WHAT MUSEUMについて】
2020年12月、東京・天王洲にオープンした「WHAT MUSEUM」。寺田倉庫が作家やコレクターからお預かりしている貴重なアート作品を公開する芸術文化発信施設です。倉庫会社としての美術施設はどう在るべきかを模索し、たどり着いたのは「倉庫を開放、普段見られないアートを覗き見する」というユニークなコンセプトでした。作家の思いはもちろん、作品を収集するコレクターのこだわりを大切な作品とともに展示。アートとの出会いの場を創出します。倉庫内で静かに光を放つ文化的価値を暗示した、WHAT(WAREHOUSE OF ART TERRADA)の名のもとに展示されるのは、平面や立体のアート作品をはじめ、建築模型、写真、映像、文学、インスタレーションの数々。これらの多様な芸術文化を、倉庫会社ならではの美術館のかたちとして、新たな切り口で企画・展示を行っています。
公式サイト:https://what.warehouseofart.org
Instagram :https://www.instagram.com/what_terrada
Twitter :https://twitter.com/what_terrada
YouTube :https://youtube.com/channel/UCtMrTV9ygW84kCfgTt7EBFQ
- WHAT MUSEUMに関するお問い合わせ
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寺田倉庫 WHAT MUSEUM E-MAIL:info.what@terrada.co.jp
- 寺田倉庫
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社 名:寺田倉庫株式会社(Warehouse TERRADA)
代表者:代表取締役社長 寺田航平
所在地:〒140-0002 東京都品川区東品川2-6-10
設 立:1950年10月
U R L:https://www.terrada.co.jp