寺田倉庫、新アートスペース「TMMTアートプロジェクツ」をオープン

~東京画廊・山本豊津氏プロデュースの新アートスポット~

寺⽥倉庫(東京都品川区 代表取締役:中野 善壽)が天王洲に所有する多目的スペース「TMMT」にこのたび、東京画廊・山本豊津氏がプロデュースするアートスペース「TMMTアートプロジェクツ」がオープンいたします。

寺田倉庫は天王洲を拠点とし、スペースを活⽤するノウハウを駆使した保存や修復の技術向上を追求しており、美術品、ワイン、メディアといった専門性の高い商品の保管技術においては、国内外で高い評価を得ています。特にアート分野については近年、美術品修復や、輸送、梱包、保管、展示会催事場の設営等を行う子会社TERRADA ART ASSIST株式会社を擁するなど、多岐にわたる事業展開をしています。さらにアートの発信地・集積地としての天王洲をめざし、複数の現代アートギャラリーが入居するTERRADA ART COMPLEX、幅広い展覧会ニーズに対応するT-ART HALLといったアート関連施設の充実も図っております。東京画廊は、1950年に銀座で創業した現代アートのギャラリーです。今回の新設スペース「TMMTアートプロジェクツ」では、東京画廊社長の山本豊津氏がアートマーケットの芽となる若いアーティストを紹介するプロジェクトとして、彼らが所属するギャラリーの後援のもと企画いたします。初回展示の山本尚志個展「トリプルタワー」は、3月3日(土)を予定しております。
寺田倉庫は今後もアート関連事業の更なる向上を図ってまいります。

TMMTアートプロジェクツについて

所 在 地 :東京都品川区東品川2-1-11 TMMT内
初回展示:山本尚志個展「トリプルタワー」 3月3日(土)より
TMMTアートプロジェクツの第一回展はユミコチバアソシエイツのアーティスト山本尚志を取り上げます。
山本尚志の作品は書です。書を成す漢字つまり文字の意味を伝達する実用性を超えて美を鑑賞するのは東アジアの三カ国です。近代以前から書は画と並んで美の対象でした。それは漢字が象形文字から発展したからです。文字であり続けた書を1960年代にその意味性を省く新しい表現の前衛書(墨象)のアーティストが日本に現れました。山本尚志は彼らから多くの影響を受けた井上有一の作品と出会い、前衛書を超える新しい表現を目指し「ありえないものシリーズ」によってアートの虚構の構造に迫る書を試みています。
ここに展示されるトリプルタワーに加え「ありえないものシリーズ」の他の作品も展示されています。
書と画が離れてしまった現代に書と画を一体とする山本尚志の作品をご高覧ください。

山本豊津 東京画廊代表

※会期中、3月9日(金)~11日(日)の間は寺田倉庫が特別協賛する「Asian Art Award 2018 supported by Warehouse TERRADA」の会場である天王洲・TERRADA ART COMPLEX、アートフェア東京2018の会場である東京国際フォーラム、ART in PARK HOTEL TOKYO 2018の会場であるパークホテル東京、3331アーツ千代田の4拠点を結ぶシャトルバスを運行します。

TMMTについて

「Tennoz Marche Market Tokyo」を意味する多目的スペース。オーガニックマルシェ、アンティークマーケットや、カルチャーイベントなど幅広い用途で活用されています。

寺田倉庫

社 名:寺田倉庫株式会社(Warehouse TERRADA)
代表者:代表取締役社長 寺田航平
所在地:〒140-0002 東京都品川区東品川2-6-10
設    立:1950年10月
U  R  L:https://www.terrada.co.jp

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