2026.5.21
WHAT MUSEUM、2026年6月13日(土)に 「都市」をめぐる建築家の思考を読み解くクロストークイベントを開催
建築史家・陣内秀信、社会学者・南後由和とALTEMY、GROUP、RUI Architectsが登壇
寺田倉庫株式会社(東京都品川区 代表取締役社長:寺田航平)が運営する現代アートと建築のミュージアム「WHAT MUSEUM(ワットミュージアム)」は、2026年6月13日(土)にクロストークイベント「都市へ/からの遠投とそのまなざし」を開催いたします。本企画は、WHAT MUSEUMで開催中の展覧会「波板と珊瑚礁 ‐ 建築を遠くに投げる八の実践」に関連したイベントです。同展の出展建築家であるALTEMY、GROUP、RUI Architectsの3組に加え、建築史家・陣内秀信、社会学者・南後由和が登壇します。都市を題材にした3作品を起点に、建築家の都市へのまなざしを建築史・都市社会学の観点から掘り下げます。

「波板と珊瑚礁 ‐ 建築を遠くに投げる八の実践」は、建築家の思考や哲学を表現するメディアとしての「模型」に焦点を当てた展覧会です。国内外で活躍する新進気鋭の建築家8組が本展のために制作した模型を展示し、言葉や図面では捉えきれない建築家それぞれの思考を、空間的・身体的に体感することができます。
本イベントでは、出展建築家のうち、都市を題材に扱うALTEMY、GROUP、RUI Architectsの3組に焦点を当てます。都市空間における個々の身体を、映像として展示空間に立ち上げるALTEMYの「往還する身体」、人が眠る場所に着目し、渋谷の都市開発への提案を行うGROUPの「都市と眠り」、街中にあるものの配置や関係を見つめなおすRUI Architectsの「Prop」を取り上げます。
これら3作品を、建築史・都市史研究を牽引してきた陣内秀信と、社会学、建築・都市論を専門とする南後由和の視点から考察します。当日は、ALTEMY、GROUP、RUI Architectsが順に登壇し、各作品をめぐって陣内氏・南後氏と対談します。続くクロストークでは、登壇者全員が参加し、建築家の思考や実践が実際の都市の中でどのように受け止められ、意味を持つのかを、それぞれの視点から議論します。
本イベントを通じて、展覧会が掲げる「建築を遠くに投げる」というテーマへの理解を深めるとともに、都市と建築の関係を考える機会を提供します。
【開催概要】
タイトル:都市へ/からの遠投とそのまなざし
日時:2026年6月13日(土)15:00~18:30
登壇者:陣内秀信、南後由和、ALTEMY、GROUP、RUI Architects ※敬称略
参加費:一般2,500円、大学生・専門学生1,800円 ※「波板と珊瑚礁 ‐ 建築を遠くに投げる八の実践」、建築倉庫の鑑賞チケット付き
定員:150名(事前申込制・先着順)
会場:WHAT CAFE(〒140-0002 東京都品川区東品川2-1-11)
主催:WHAT MUSEUM
企画:WHAT MUSEUM、KNOTTER株式会社
公式サイト:https://what.warehouseofart.org/events/corrugatedcoral_0613

ALTEMY + risa kagami「往還する身体」
Photo by Yo Tomura

GROUP「都市と眠り」 映像:稲田禎洋
Photo by Keizo KIOKU

RUI Architects「Prop」
Photo by Keizo KIOKU
【プロフィール】

陣内秀信(じんない ひでのぶ)
法政大学名誉教授。中央区立郷土資料館館長。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。ヴェネツィア建築大学に留学。専門はイタリア建築史・都市史。地中海学会・都市史学会会長歴任。サントリー学芸賞、イタリア共和国功労勲章コメンダトーレ章など。『東京の空間人類学』(筑摩書房)、『ヴェネツィア―水上の迷宮都市』(講談社)他多数。

南後由和(なんご よしかず)
社会学者。法政大学デザイン工学部建築学科教授。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。博士(学術)。デルフト工科大学、コロンビア大学、UCL客員研究員を歴任。主な著書に『ひとり空間の都市論』(ちくま新書)、『商業空間は何の夢を見たか』(共著、平凡社)、『建築の際』(編、平凡社)など。

Photo by Kento Nishida
ALTEMY
津川恵理が代表を務める建築デザインスタジオ/一級建築士事務所。建築、ランドスケープ、インスタレーション、モビリティ、ファッションなど、分野を問わず“アーキテクチャ”として設計している。

GROUP
建築プロジェクトを通して、異なる専門性を持つ人々が仮設的かつ継続的に共同できる場の構築を目指し、建築設計・リサーチ・施工をする建築コレクティブ。

Photo by Nanako Ono
RUI Architects
2018年、板坂留五により設立。建築設計を軸にプロダクトデザインや企画など、他領域との活動も積極的に行う。Under 35 Architects exhibition 2021 Gold Medal受賞。
【「波板と珊瑚礁 ‐ 建築を遠くに投げる八の実践」について】

建築家の思考や哲学を表現するメディアとしての「模型」に焦点を当て、国内外で活躍する新進気鋭の建築家8組が本展のために制作した模型を展示します。言葉や図面では捉えきれない建築家それぞれの思考を、空間的・身体的に体感できる建築展です。
タイトル:波板と珊瑚礁 ‐ 建築を遠くに投げる八の実践
会期:2026年4月21日(火)~2026年9月13日(日)
会場:WHAT MUSEUM(〒140-0002 東京都品川区東品川 2-6-10 寺田倉庫G号)
開館時間:火曜~日曜 11:00~18:00(最終入館17:00)
休館日:月曜(祝日の場合、翌火曜休館)※2026年5月4日(月・祝)、5月5日(火・祝)は開館
入場料:一般 1,500円、大学生/専門学生 800円、高校生以下 無料
公式サイト:https://what.warehouseofart.org/exhibitions/corrugatedcoral
【WHAT MUSEUMについて】
寺田倉庫が運営する「WHAT MUSEUM」は、倉庫空間を現代アートや建築との出会いの場へと昇華させた、倉庫会社ならではのミュージアムです。倉庫内で静かに光を放つ文化的価値を暗示した、WHAT(WareHouse of Art Terrada)の名のもとに展示されるのは、平面や立体のアート作品をはじめ、建築模型、写真、映像、文学、インスタレーションの数々。寺田倉庫が作家やコレクターからお預かりしている作品も紹介することで、作品の保管、展示、交流の場を繋ぎます。さらに、天王洲という国際的なアートシティのハブとして、地域のアートコミュニティの核となり、倉庫空間から世界へ芸術文化を発信しています。
https://what.warehouseofart.org
【建築倉庫について】
WHAT MUSEUMの建築倉庫では、建築家や設計事務所からお預かりした800点以上の建築模型を保管し、倉庫内でその一部を公開しています。建築模型を軸に建築の魅力を発信するため、「ガウディをはかる -GAUDI QUEST-」(2019年)、「謳う建築」(2020年)、「感覚する構造」(2023年~2024年)など、企画展を多数開催してきました。建築模型を用いた企画展示やワークショップ、イベントも定期的に開催しています。
- WHAT MUSEUMに関するお問い合わせ
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寺田倉庫 WHAT MUSEUM E-MAIL:info.what@terrada.co.jp