気づかぬうちに進行する!DVD・CD・Blu-ray Discの劣化

社内の重要な記録や講演会の映像など、今もDVDやCD、Blu-ray Discに保存されているものはありませんか?
近年、動画配信サービス普及に伴い録画の需要が低下、主要メーカーの録画用Blu-ray Disc生産終了が相次ぎ、市場が急速に縮小しています。
加えて、これらの光ディスクは時間の経過とともに劣化するため、ある日突然、読み込みエラーやブラックノイズが発生し、再生不能になるリスクをはらんでいるのです。
今回は、見過ごされがちな光ディスクの劣化についてお伝えいたします。

目次

  1. ■光ディスクはなぜ劣化するのか?
  2. ■大切なデータを守るために

■光ディスクはなぜ劣化するのか?

DVDやCD、Blu-ray Discは、一見すると頑丈そうに見えますが、実は非常にデリケートな構造をしています。劣化の主な原因は次のようなものがあります。

(1) 傷や汚れ:
表面についた指紋やホコリ、落下による傷などはデータの読み取りエラーに直結します。注意したいのが、不織布ケースによる保管です。柔らかい布のように見えますが、ディスクを圧迫すると不織布の凹凸が記録層に転写され、読み取りエラーの原因になることがあります。

(2) 紫外線 :
太陽光や蛍光灯に含まれる紫外線はディスクの記録層に使用されている有機色素を分解・酸化させ、データの破損を引き起こします。特にDVD-Rや初期のBlu-rayなどは、この色素層が非常にデリケートであるため、直射日光を避けた保管が不可欠です。

(3) 熱や湿度:
急激な温度変化は、ディスクの反りや歪みを引き起こします。湿度が高い場所での保管によってカビが発生してしまう場合も…結露した水滴が渇き、ディスクの層間の接着剤が劣化すると、データは完全に失われてしまいます。

(4) 経年劣化:
メーカーや種類によって差はありますが、一般的に5年~10年が寿命の目安と言われています。

「買ってからずっとキャビネットにしまっていたから大丈夫」と思っていても、
目に見えないところで劣化は進んでいます。
ある日突然、データが消えてしまう…そんな事態は避けたいですよね。

■大切なデータを守るために

寺田倉庫では、テープやフィルム同様、光ディスクもお預かりするだけでなく、データ化をして保存するサービスをご提供しています。

①物理保管
・劣化から守るため、外気に合わせ、年間で温度を10℃~25℃・湿度30%~65%に調整しています。
・調湿ボードを使用し、停電時でも湿度をキープします。
・外壁のコンクリートに70cmの厚みがあることで、外気温との急激な温度変化を防止しています。

なお、一定の環境化で保管しているものの、完全に劣化を止めることは難しいため、必要なコンテンツはディスクからの抜き出しをおすすめしております。

②ファイルの抜き出し・デジタイズ
光ディスクには、PDFやMP4などのデータファイル、あるいは再生専用のDVDビデオや音楽CDといった映像・音声コンテンツの2種類のデータが保存されています。

どちらの保存パターンであっても、弊社のサービスをご利用いただくことで、ファイルの抜き出しやコンテンツのデータ化により、光ディスクに保存された大切なデータを救い出します。

③データ保管
デジタイズ・抜き出しによってデジタル化されたデータは、当社のOff-line storage/Terra sightを導入していただくことで、安全に保管・有効活用できます。

データへのメタ情報付与、簡易視聴用ファイルの閲覧、そして社内外へのスムーズな共有が可能になることで、散在しがちな情報が一元的に管理でき、業務効率の向上に貢献します。

このように弊社では、大切なコンテンツを保管・ご活用いただける体制を整えております。
社内に眠る、今や再生環境が失われつつある光ディスクデータ。
今こそ、その大切なデジタル資産を寺田倉庫で管理し、未来の利活用に活かしませんか?

 

MOVIE & AUDIO MEDIA STORAGE

記録を後世に引き継ぐべく、大切に保管するための環境、映像の活用ができる体制を整えています。コンテンツ管理についてもご相談を承ります。

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