アニメ・漫画作品の原画保管のご紹介

近年原画展や書籍の再販などで原画自体の経済価値が高まっており、
原画保管に関するお問い合わせが増えてきております。

今回はアニメや漫画作品の「原画保管」についてご紹介いたします。

原画を適切に保存し続けることは容易ではなく、
時間が経つにつれて、黄ばみや破れ、インクの褪色化など様々な形で劣化していきます。

目次

  1. 主な原画の劣化原因について
  2. 当社の原画保管について

主な原画の劣化原因について

原画の劣化の主な原因について「マンガ原画アーカイブセンターの
アーカイブマニュアルレポート」に下記のとおり挙げられております。
(1) 温度の変化(急激な温度変化により、ひび割れや歪みの発生)
(2) 湿度(シワ、ヨレ、カビの原因/乾燥、湿潤の繰り返しによるダメージ)
(3) 光(直射日光、特に紫外線による原画の色褪せやインクの変色)
(4) カビ(発生個所へのダメージ、カビ痕は容易に除去が不可)
(5) 虫(シミ、ゴキブリなどによる食害)
(6) 化学物質(セロハンテープ等の粘着物質、環境中の有害ガス、紙の酸化など)
(7) 災害(地震、火災、水害、台風など)

このように、 直射日光は色褪せの原因となる一方で、
光の当たらない場所ではカビが発生する恐れがある等、
原画は非常に繊細なため、適切な保管環境が必要です。
当社ではお客様の貴重な原画を安全に保管するため、下記の環境やサービスを提供しています。

当社の原画保管について


①環境管理
・原画保管に最適な温湿度管理や防塵対策の実現
・外壁70㎝で窓のない直射日光を避けた空間
免震移動棚で保管品の落下を防止
・液状化危険度が低い地盤に立地
・津波予想最高到達地点の5倍以上の高さに位置する上層階で保管

②物理的保護
中性紙箱に入れて保管
 中性紙箱とは、アルカリ性を保持して、外気中の汚染物質や紫外線、
 害虫や湿気をシャットアウトし、酸性化を防ぐアーカイブ用の容器です。
 よりよい環境下で保存させていただくために、中性紙箱での保管をご提案させていただいています。
 箱サイズはオーダーメイドで、1巻ずつでも複数巻まとめての保管にも対応でき、
 原画のサイズにぴったり合った箱をご用意できるため、より一層の保護が可能です。
<保存容器比較表>

<中性紙箱見本>

③電子化
原画そのままでの保管以外にも、原画を高解像度でスキャンし、デジタルデータ化する作業も承っております。
映像等のデータと一緒に当社のOff-line storage/Terra sightでの
保管・管理をしていただくことで、一元管理も実現できます。

このように当社では、お客様の貴重な原画を守り、長期保存できる体制を整えております。

MOVIE & AUDIO MEDIA STORAGE

記録を後世に引き継ぐべく、大切に保管するための環境、映像の活用ができる体制を整えています。コンテンツ管理についてもご相談を承ります。

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