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ART2018.8.14

『Yesterdays 黒と白の狂詩曲(ラプソディ)』

立木義浩のパワーある写真

0814_1

徳島の写真館に生まれ、1958年に堀内誠一がアートディレクターを務めるアドセンターに入社。以来、立木義浩はファッション、広告、ポートレイートなどの分野で第一線を走り続けてきた。

0814_2彼が注目されるきっかけのひとつは1965年に発表された「舌出し天使」だ。ある女の子が町や部屋を走る、その様子をドキュメンタリータッチでとらえた作品は同時代の写真家たちに大きな影響を与える。その後、人気女優の加賀まりこのプライベートを追った『私生活』、アメリカを旅してその素顔をあぶり出した『マイ・アメリカ』、著名人の家族100組を撮った『家族の肖像』などの写真集を発表、写真による表現の新しい境地を切り開いてきた。

今回の個展で展示される『Yesterdays 黒と白の狂詩曲(ラプソディ)』は彼の最新作。日常の中のふとした瞬間をとらえたスナップショットと、4人の女性とのフォトセッションで構成されている。モノクロームの画面は光と影をより強く意識させ、現実と、その合間から顔を出す幻想的な世界とを隅々まで写し出す。

長いキャリアを経てなお新鮮な視点を失わない彼の写真には、色彩をそぎ落としたものだからこそ感じさせるパワーがある。さまざまな意味で原点に立ち帰るかのような展覧会だ。

(文・青野 尚子)

『Yesterdays 黒と白の狂詩曲(ラプソディ)』立木義浩写真展
会期:2018年9月1日(土)~9月29日(土)
会場:シャネル・ネクサス・ホール 東京都中央区銀座3−5−3 シャネル銀座ビルディング4F
時間:12時~19時30分(9月14日は17時まで)、会期中無休
入館料:入場無料
問い合わせ:tel. 03-3779-4001
http://chanelnexushall.jp

(キャプション)
© YOSHIHIRO TATSUKI

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