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ART2018.1.12

歌川国貞展〜錦絵に見る江戸の粋な仲間たち〜

艶やかな江戸のアイドル

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江戸時代末期の浮世絵師、歌川国貞。歌舞伎役者を描いた役者絵や、花魁や町の美女を描いた美人画で知られている。葛飾北斎や歌川広重、弟弟子の歌川国芳をしのぐ人気を博した彼の錦絵が一挙公開される。

112_02国貞は50年を超える絵師人生で1万点以上の作品を量産したとも言われる。中でも役者絵ではそれぞれの役者の特徴をとらえた絵でファンの心をつかんだ。背景に模様を散らすなど、グラフィカルな画面も役者の姿をもり立てる。

美人画では艶やかな遊女の着物や簪などのファッションアイテム、美しい絵付けの皿などの小物にも注目したい。化粧や買い物、子供と戯れる様子など、江戸の人々の日常が垣間見えるのも興味深い。

色あせしやすい浮世絵だが、今回出品されるのは静嘉堂文庫ができるだけ光にあてることなく大切に保存してきたもの。まるで摺り立てのような鮮やかさだ。とくに見逃せないのは人物をバストアップでとらえた大首絵。髪の生え際や眉、鼻の線などの繊細な表現が見どころだ。3枚続きの風俗画など、バラエティ豊かなラインナップが楽しめる。

(文・青野 尚子)

歌川国貞展~錦絵に見る江戸の粋な仲間たち~
会期:2018年1月20日(土)~3月25日(日)※展示替えあり
会場:静嘉堂文庫美術館 東京都世田谷区岡本2-23-1
時間:10時~16時30分 月曜休(2月12日は開館)、2月13日休
観覧料:一般1000円
問い合わせ:tel. 03-5777-8600(ハローダイヤル)
http://www.seikado.or.jp

【画像・上】
《仁木弾正左衛門直則 五代目松本幸四郎》江戸時代・文久3年(1863) 静嘉堂文庫蔵
【画像・下】
《北国五色墨(花魁)》江戸時代・文化12年(1815)頃 静嘉堂文庫蔵

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