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TERRADA MAGAZINE

WINE2017.7.11

チリワインは「プレミアム」の時代へ

「買うなら今!」の理由

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現在、日本に入っている輸入ワインの数量が一番多いのがチリ。ここ数年、フランスを押え、堂々の一位を保持している。輸入の金額でいえば、高級ワインに根強い人気のあるフランスが一位の座を保っているが、実はチリにおいてもプレミアムワイン造りの気運は年々高まってきているのだ。チリワインが安価なだけでなく品質もよいことが世界で認められるようになったことで、世界市場に触発されたチリのワイナリーは、さらに「高み」を目指すようになった。恵まれたテロワールに加え、技術の向上にさらに力を入れることで、近年では「チリのプレミアムワイン」が数多く誕生してきた。2004年にベルリンで行われた「ベルリン・テイスティング」においては、「ヴィーニャ・エラスリス」の「ヴィニエド・チャドウィック」が2000年ヴィンテージの「シャトー・ラフィット」と「シャトー・マルゴー」を押さえて1位に輝いたが、このような高価なワインばかりでなく、日常的に楽しめるプレミアムワインも続々登場している。

CDDレセ゛ルハ゛フ゜リハ゛タ゛SB_C2例えば、「サンタ カロリーナ」の「エレンシア2010」は、現在のチリを象徴するような1本で、チリの代表品種カルメネールを用いた、エレガントで深みのある味が特徴。この3月に来日した醸造責任者のアンドレス・カバレロ氏は、「カルメネールはチリを代表する品種。その本来の魅力を世界中のワインファンに伝えたい」と語っていたが、チリらしさをきちんと表現しているところに、生産者としての矜持が感じられる。一方で、「コンチャ・イ・トロ」の「カッシェル・デル・ディアブロ レセルバ・プリバダ」など、畑の区画を厳選したカベルネ・ソーヴィニヨンやソーヴィニヨン・ブランなど、世界的品種を使用したプレミアムワインも頭角を現している。こちらは、アロマティックで果実味豊かな味わいが魅力だ。

「目覚めたチリワイン」は、今後ますますの発展が期待される。チリは今、高速スピードで発展するワイン産地。熟成については、今は未知数だが、その経緯を見守り、「進化するチリ」の目撃者になってみるのも、ワイン愛好家の大きな楽しみといえるだろう。

(写真は、チリの国定記念建築に指定された「サンタ カロリーナ」のセラーと、「コンチャ・イ・トロ」の「カッシェル・デル・ディアブロ レセルバ・プリバダ」)

(文・安齋 喜美子)

問い合わせ:サントリーワインインターナショナル㈱(サンタ カロリーナ)
(フリーダイヤル)0120-139-380(お客様センター)
メルシャン㈱(コンチャ・イ・トロ)(フリーダイヤル)0120-676-757

 

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