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TENNOZ2018.8.28

『「建築」への眼差し -現代写真と建築の位相-』

写真が発見する建築

0828_1

「建築写真」というと普通は、図面と同じように建物のデザインや構成がどうなっているのかを明快にするために撮影される記録写真だが、その一方で近年ではアート表現の一環として建築を撮影した写真も見られる。『「建築」への眼差し -現代写真と建築の位相-』展は国内外13名の作家の作品を通じて、建築と写真との複雑な関係性を考察するもの。寺田倉庫が運営する建築倉庫ミュージアムの企画展として開催される。

0828_2登場する作家はそれぞれに独創的な表現を見せる。トーマス・デマンドは報道写真などをもとに紙を使った実物大模型を作り、それを撮影した大型プリントで注目を集めた。畠山直哉は建築や土木を通じた自然と人間との関わり合いを扱った作品を多く発表している。カンディダ・ヘーファーはベッヒャー派と呼ばれる写真家の一人。給水塔などをまるで標本のように撮影し、集めるベッヒャー夫妻の手法を彷彿とさせる冷徹な視線で建築空間を切りとる。

被写体はル・コルビュジエ「サヴォア邸」やミース・ファン・デル・ローエの「トゥーゲントハット邸」などモダニズムの傑作からヘルツォーク&ド・ムーロンの「エルプフィルハーモニー・ハンブルク」まで国内外の13の名建築。13人の作家がそこで得た身体体験や内面が反映されて、もう一つの空間が立ち上がる。

(文・青野 尚子)

『「建築」への眼差し -現代写真と建築の位相-』
会期:~10月8日(月・祝)
会場:建築倉庫ミュージアム東京都品川区東品川 2-6-10
時間:11時~19時(入館は18時まで)月曜休(祝日の場合、翌火曜休館)
入館料:一般3000円
問い合わせ:tel. 03-5769-2133
https://archi-depot.com

【画像・上】
杉本博司「サヴォア邸」(建築家:ル・コルビュジエ)
© Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi 

【画像・下】
トーマス・ルフ「h.t.b. 02」
© Thomas Ruff / Courtesy of Gallery Koyanagi

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