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ワインはアルコール飲料の中でも、とてもデリケートな飲み物です。保存方法が適切であれば、瓶詰めされ出来上がったワインは、コルクを通して呼吸をして熟成を続けることで風味が向上する。また香りはより芳醇となり、深い豊かな味わいになる。しかし保存方法が悪ければ、ワインは劣化し、変質してしまう場合もあります。
ワインにおける熟成とは、樽などによる醗酵終了直後の濁りなどの不安定な外観、不快な臭い、荒々しい味が時間の経過とともに消失し、ワインの色調の安定化、香味の複雑さ(ブーケ)と柔らかさが増し、付加価値を上昇させる劇的な変化が起こります。このような時間系列の酒質変化の現象を総括して熟成(Aging)という。熟成とは、時間の経過とともにあくまで品質が劣化するのではなく、ワインの成分が化学的、物理的及び微生物学的に変化することがあり、しかもこれらの変化により品質が向上しなければならないのです。
ワインによる飲み頃の差は、主にぶどう樹の樹齢が古く(平均樹齢30年以上)、低収量(4000l/ha)であること。それにより、果実味が濃く(濃縮されている)、味わいが強くなります。さらに、原料ぶどうの成熟がよく、アルコール度数が高い場合(13%以上)や新樽比率が高く、樽熟成の期間が長いなどが飲み頃の目安となります。
年間を通じて比較的冷涼で、温度差の少ない場所が適している。目安として10℃(白ワイン)〜15℃(赤ワイン)くらいがよい。
<湿度>
70〜80%が適している。エアコンなどの風によって、ワインのコルク栓が乾燥して縮み、ボトル内に空気が入り込み、ワインが酸化してしまう恐れがあるので注意する。
異臭のあるものと一緒に保管しない。ワインのボトル内に空気が入り込まないよう、必ず寝かせて保存する。コルク栓がワインに浸されることにより、コルクが膨張して空気が入りづらくなる。また、エチケット(ラベル)を上に向けて、ボトルの底部分を手前に置く。
| T.P.O | 寺田倉庫 | 家庭用ワインセラー |
|---|---|---|
| 100本単位で保存(大量保存) | ○ | △ |
| 5,10年単位で長期保存 | ○ | △ |
| 高級ワインをプリムール(先行販売)でまとめて購入 | ○ | △ |
| 自宅にスペースが取れない場合 | ○ | × |
| 子供が誕生した時の記念ワイン(BIRTHDAY VINTAGE) | ○ | △ |
| 開閉による外気との遮断性 | ○ | △ |
| 頻繁に飲む場合 | × | ○ |
| 微振動 | ○ | △ |